寒い冬には浴室リフォーム | 癒しと疲れを取るだけではない今どきのお風呂事情

• 2022.11.22
• 社長ブログ

リフォームの中でも人気の高い
「浴室リフォーム」
ですが、リフォームのきっかけは
「手すりを付けた」
「在来工法のお風呂からユニットバスに変えた」
「カビなどの汚れが目立つようになった」
などなど
古くなり、設備も風呂釜も老朽化が進んだ理由や
将来の過ごし方、ライフスタイルの変化による理由が主なきっかけとなります。

世界を見渡しても日本人ほどお風呂好きな人種はいないと思います。
海外ではそもそも入浴と言えばシャワーが一般的で
ヨーロッパなどでは日本と違い空気か乾燥していることから
汗をかきにくく、シャワーで汚れを落とすという文化の様です。
毎日お風呂に入る習慣がない国も多く
日本の入浴文化がどちらかと言えばマイノリティなのかもしれません。
映画などでみる海外のお風呂のイメージは
浴槽が泡だらけで柄のついたブラシで体を洗うシーンを観た方も多いかと思います。
洗い場がそもそもなく、浴槽の中で体を洗うことが一般的です。
海外旅行に行っても、トイレと同じ空間でどこで体を洗えばいいのか戸惑った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シャワーかだお湯が出ない国や地域もあり、お風呂事情は国によって様々です。
お風呂の優先度が高くない理由に「水が貴重」とされていることもあげられます。
海外からのインバウンド観光客にも人気のスポットである「温泉」は
岐阜にも下呂温泉など名だたる温泉があるように、日本全国、東京にも沖縄にも温泉が湧いています。
天然の温かいお湯が地下から湧いてくる国に住み、国土を海に囲まれ
様々な河川がある水に恵まれた国として
古くから水やお湯に親しんできた暮らし暮らしを営んできた日本人にとって
お風呂文化はなくてはならない生活の一部だと思います。

高いお風呂文化を持つ日本では
浴室の設備や機能も先進的で
体を洗う空間ではなく
■リラックスする空間
■疲労回復
■美容の為
■アロマや入浴剤で香りも楽しむ
■マッサージ
■読書や映像を楽しむ
最近ではサウナを簡易的、もしくは本格的に楽しみ「ととのいたい人」も増えてきているようです。

そこで今回は最新の浴室リフォーム事情をお伝えします。

まず一つ目の機能は
【換気乾燥暖房機】のご紹介です。
最近のバスルームには、換気乾燥暖房機が付いている場合が多いですが
今まで無かった生活から、これがあるだけで暮らしが便利になります。
何より雨の日や、夜中の洗濯物干しが可能となります。
梅雨時期だけでなく、この時期寒さでなかなか洗濯物が乾かない日が続いても
浴室の乾燥機で洗濯物を乾かしてくれます。
深夜でも乾燥中の音は大きくなく、ご近所迷惑になることはありません。
お洗濯も毎日のこと。室内干しだと湿度や生乾きのニオイが気になってしまいます。
浴室乾燥が備わっているとお洗濯のストレスも軽減されます。

この時期、交通事故で亡くなる方よりも多いと言われる
「ヒートショック」による事故が心配です。
冬場の浴室は温度が低く、暖かい室温のリビングから
急に浴室で服を脱ぐことで、急激な血圧の変化により
血管や心臓に負荷がかかることで
心筋梗塞、脳内出血、脳梗塞などを発症します。
また、お風呂と言うプライベートな空間のため
発見が遅れるケースが多いため、この時期は特に注意が必要です。
逆のパターンで寒く冷えた空間から熱い湯船に入る場合にも
血圧の変化が大きく同じような疾患を発症します。
前回（11月7日）のブログでも書いたように
※タイトル「値上げラッシュで注目される省エネ住宅【新築・リフォーム】」
日本の住宅は断熱性能に乏しい為、冬場の浴室の低い気温は危険が多くはらんでいます。
出来れば入浴前に浴室暖房機で浴室内を温め
浴室前の洗面脱衣所も温度を上げておくとヒートショックの予防に繋がります。
ヒートショックは浴室内だけの事故に限った事ではなく
起床後暖かい布団から出た直後や
寒い日のゴミ捨てで外出した際や帰宅した際にも
温度差により体に支障をきたしてしまいます。
浴室内の暖房と、住宅の断熱性能の向上を学び、意識しましょう。
ZEHビルダーの「タナハシ大福建築」は断熱に強い住宅会社なので安心です。

乾燥や暖房の機能と
24時間換気も備わっており
換気を行うことでカビや雑菌の繁殖予防にも繋がります。
浴室のカビはなかなか頑固で落としにくく
お手入れも大変です、換気を心がけ、出来るだけ乾燥した空間になるよう心がけましょう。
湿気が籠った入浴後に換気や乾燥の機能を活用することで
浴室がキレイを保ち、長持ちする浴室になります。

2つ目の機能は
掃除がしやすい浴室素材
「キレイサーモフロア」です。
先ほど乾燥させカビや雑菌を抑えると説明しましたが
皮脂汚れを掃除で落としやすい特殊な素材でできており
固着しずらく、スポンジでも落としやすい
日常の家事で不人気である掃除の事も考えられた浴室になっています。
汚れがつきにくく、おとしやすいのでキレイを保ち、長持ちが続くお風呂になります。

ぬめりが嫌な排水口の掃除も
髪の毛などを触らずに、水流の力でまとめてくれるので
裏返してポイっとすればゴミが落ちてきます。
簡単にお掃除が出来るので家事の負担も減り大助かりです。
詰まりやすかった排水口も、これで解決します。

浴室の鏡に白いうろこ状の模様が付いてしまうのは
水道水に含まれるシリカが原因。
最近注目を集める「シリカ水」ですが水道水に含まれ
なおかつお風呂の鏡に付着しているんですね。
しかし、このシリカが付いちゃうとなかなか取れないんですよね。
そこで汚れの原因であるシリカが付きにくく、拭くと落ちやすい鏡を開発。
いつまでもキレイな鏡が続きます。
もちろん換気が悪く、湿度が高く、濡れた状態が長い場合は効果が薄れます。

3つ目は
「シャワーの進化」です。
入浴文化はシャワーへのこだわりと機能を充実させています。
最近のシャワーはお湯が出てくるだけでなく
脱塩素の浄水が吐水されます。
専用カートリッジを通る事で水道水に含まれる残留塩素を低減し
髪へのダメージを抑え、肌に与える影響も軽減します。
飲料水もミネラルウォーターが一般的になってきた昨今において
シャワーが浄水であることもなんら不思議ではありません。
もはや5年後や10年後にスタンダードになっているかもしれません。
特に美容に対し意識が高い方や
新たな美容グッズを探している方に脱塩素のシャワーはおすすめです。

4つ目は
お風呂で極上の機能と言える
湯舟の中で心地よい刺激を味わえる
「アクアフィール」です。

肩、腰、全身をジェット水流・ウェーブ・包み込むような湯量で
人の手では味わえない揉みほぐし感が毎日体感できます。
日頃、マッサージを受けたり整骨院に行ったり
スーパー銭湯で癒されている方にうってつけの設備を自宅の浴室に備える事ができます。

5つ目の機能は
経済的にも健康的にも嬉しい機能
「保温性」です。
昔のお風呂は冬になるとあっという間に冷えてしまうお風呂でした。
浴槽の保温性能が低く、お風呂場自体も断熱性能が低く冷えやすい環境でした。
前述のヒートショックのリスクも高く、何より快適なお風呂環境ではありません。
お湯が冷えてしまうと再度温め直す必要があり
光熱費がかさんでしまい、ガス代や電気代が値上がりする世の中では家計に負担がかかります。
浴室全体が保温材で包まれ。浴槽自体も湯温が冷めにくい構造になっており
異なる時間帯で入浴がある場合でも暖かさを保ってくれます。

最後に
リフォームのきっかけ上位になる
「ユニバーサルデザイン」の機能も充実しています。
浴室内の導線を考えた手すりと、手すり自体の掴みやすさにも配慮。
浴室に入る所から湯舟に入る一連を動作をゆっくりと行えるように
一度座れるように配慮されており、滑りやすい浴室の中で落ち着いて動作できる
安全で安心の浴室空間にリフォームできます。

選べる機能とタイプも充実

▶スパージュ
▶リデア
▶リノビオV

浴室に対し非常に高い品質が求められるため
高い技術とアイデアで様々な機能とテクノロジーが生まれています。

ライフスタイルや費用感、ご予算に合わせ最低なプランをご提案いたします。

タナハシ大福建築では
大工の技術を持ち、昔ながらの住宅の知恵と
テクノロジーの技術で生まれた便利な機能を持つ住宅設備で
少しでも家事の負担を減らし、豊かな暮らしができる空間をご提供しています。

大工の技術があるので造作家具の作成はもちろん
土地に適した家の建て方や間取りのご提案
もちろん土地のご提案も行っています。
岐阜県瑞穂市を拠点として古くから地域の気候や風土に精通し
不動産のご相談も承っています。
省エネ住宅となるZEHビルダーとして認定されていますので
コスパの良い住宅をご提供いたします。

おうちに関するセミナーや勉強会なども不定期で行っています。

平屋モデルでは断熱性能の体感もできます。

見学やご相談、お見積りなどお気軽にお問い合わせください。