桜の開花が早まるのは地球温暖化のせい?カーボンニュートラルに向けて暮らしの中でできること
- 2023.3.15
- 社長ブログ
春が近づいてきましたね。
桜の開花予想も発表されましたが
今年も例年より早い開花が予想されています。
桜の開花は日本人にとって春の楽しみの一つです
その開花時期が年々早まっていることに気づいていますか?
実は、これは地球温暖化の影響を受けているからなのです。
【桜の開花と地球温暖化の関係】
桜の開花には気温が大きく関係しています。
桜の花芽は前年の夏に作られ、秋から冬にかけて休眠状態に入ります。
その後、真冬に一定期間、低温にさらされることで休眠から目覚め(休眠打破)
春になって気温が上昇すると成長を再開して開花します。
つまり、桜の開花時期は、休眠打破に必要な低温期間と
成長再開から開花までに必要な高温期間によって決まります。
しかし、地球温暖化によって気温が上昇すると、これらの条件が変化してしまいます。
低温期間が短くなると、休眠打破が早まったり不十分になったりします。
高温期間が長くなると、成長再開から開花までの時間が短くなったりします。
このように、地球温暖化は桜の開花時期や期間に影響を与えます。
具体的には、以下のような変化が起こります。
◆開花時期が早まる
◆開花期間が短くなる
◆開花しない、満開にならない地域が出現する
気象庁のデータによると
日本列島全体で、桜の平均開花日は年々早まっています。
特に近年はこの傾向が顕著で
2021年は48地点中28地点で観測史上最速(タイ記録を含む)の開花日を記録しました。
「桜の開花」と聞けば
寒い冬から暖かい時期に移行する時期とも相まって
なんだか気分も嬉しくなりがちですが
このように早く開花する異常に対して
我々は警笛を鳴らす判断基準として考える必要があるかもしれません。
【地球温暖化とは】
人類の生活や経済活動により
大量に排出される二酸化炭素や窒素などの
温室効果ガスが大気中に蓄積し
太陽からの熱を逃がさなくなることで
地球全体の気温が上昇する現象です。
地球温暖化によって、以下のような様々なデメリットが生じています。
●異常気象の頻発
気温や降水量の変動が激しくなり
熱波や豪雨、干ばつ、台風などの自然災害が多発し
人命や財産に被害をもたらします。
●海面上昇
氷河や氷床が溶けて海水量が増えることで海面が上昇し
沿岸部や島嶼部の浸水や侵食が進みます。
●生態系の破壊
気温や降水量の変化によって、植物や動物の分布や生育に影響が出ます。
特に高山や極地などの環境に適応した種は絶滅の危機に瀕します。
また、サンゴ礁や森林などの生物多様性に富む生態系も衰退します。
●農林水産業への影響
気温や降水量の変化によって、作物や畜産物の生産量や品質に影響が出ます。
また、海水温や海流の変化によって、漁業資源や養殖業にも影響が出ます。
●健康への影響
熱中症や感染症などの健康リスクが高まります。
また、精神的なストレスや不安も増加します。
【温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させるカーボンニュートラル】
カーボンニュートラルとは
温室効果ガスの排出量と吸収量が釣り合う状態のことで
使うエネルギーよりも創るもしくは減らすエネルギーを
ゼロかそれ以上にする取組みです。
地球温暖化対策の国際的な目標として注目されています。
2015年に採択されたパリ協定では
「本世紀後半」までにカーボンニュートラルを達成することが目指されました。
日本政府も2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
多くの企業も自社やサプライチェーン全体で
カーボンニュートラルを達成するための取り組みや宣言を行っています。
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で
「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの効果を取り入れることによって
家庭で使用する年間のエネルギー消費量を0(ゼロ)以下にする住宅のことです。
カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの中で
最良の選択肢とも言えるZEH。
経済産業省に登録され、ZEH住宅を建てることを認定された住宅会社で
ZEHの家が建てられます。
タナハシ大福建築はZEHビルダーとして認定されています。
しかし「新築でZEH住宅」を今から建てる方だけでなく
既に住んでいる住宅へのリフォームを
省エネ・高断熱仕様にしたいという方も多いと思います。
そんな中でもZEHビルダーにリフォームを依頼する事をおすすめします。
ZEHビルダーにリフォーム工事を依頼するメリットは、以下のようなものがあります。
▶ZEH住宅の設計・施工に関する知識や技術を持っているので、高品質なリフォームが期待できます。
▶ZEH住宅の普及に貢献しているので、国や自治体から補助金や減税などの優遇措置を受けることができます。
▶ZEH住宅を各ご家庭に合ったリフォームプランで提案できます。
▶ZEH住宅にすることで得られる快適さや経済性を実感できるように、アフターサービスやフォローアップも行ってくれます。
以上が、ZEHビルダーにリフォーム工事を依頼するメリットです。
そしてタナハシ大福建設はZEHビルダーであり
大工の技術を持っています。
①大工はオーダーメイドが可能です。
お客様の要望に応じて、オリジナルのデザインやサイズの家具や建具などを作ることができます。
既製品では満足できない方には、オーダーメイドがおすすめです。
他の工務店やハウスメーカーで建てられたお住まいでも
大工なら現場に応じて対応が可能です。
②タナハシ大福建築は地域に密着して仕事をしています。
地元の気候や風土に合ったリフォームを提案したり
長年のお付き合いにより地域の人脈や横の繋がりによる情報も活用できます。
仕事をする上で、環境は重要になります。
慣れた土地で、信頼のおけるパートナーと
安心出来る環境が良い仕事に繋がります。
今年はカーボンニュートラル実現に貢献する
省エネで高断熱のリフォームを行う最大のチャンスです。
【住宅省エネ2023キャンペーン】
■こどもエコすまい支援事業
■先進的窓リノベ事業
■給湯省エネ事業
の3つの補助事業は
今までの住宅補助金の概念を覆す
補助額・幅広い補助対象・メリットの多い工事・申請方法を
実現しています。
「生活環境の変化」
「住宅設備の劣化」
「光熱費削減」
「健康面での不安」
などなど、少しでも暮らしの改善やお悩み事があるなら
この補助金が大きな後押しやきっかけになると思います。
大きな補助額やランニングコストの軽減は大きなメリットです。
現在、続々と省エネリフォームや断熱に関するお問い合わせやご相談を頂いています。
この補助金は予算の上限に達すると終了になってしまいます。
財源には限りがあり、過去類を見ないほどの補助金とあって
凄い勢いで注文されているようです。
補助期間は今年の12月末までとなっていますが
確実にそれよりも早い時期に予算の上限に達すると思われます。
業界内では「夏頃には終わるのはでないか」と噂される程です。
中部電力含め、全国の電力会社が4月から値上げを行うと発表されました。
今年の夏も猛暑が予想され、エアコンの活躍は避けられません。
熱中症のリスクもあり、命の危険や医療費、介護費の負担増を考えると
光熱費削減に貢献し、健康にも良い省エネリフォームで
安心の暮らしを補助金を活用して手に入れましょう!!
タナハシ大福建築では
▶補助金
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各種セミナーやイベントなど開催しております。
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