上棟後の耐震金物などの取り付けをしました
- 2021.3.10
- 社長ブログ
こちらは地震の時にお家を守ってくれる『ホールダウン金物』です。
地震の揺れでお家が揺れた時に、柱が引き抜かれたり、梁という2階の床や天井が壊れたり
しないようにする大切な金物です。
阪神淡路大震災の時には、柱が引き抜かれてしまい、お家が倒壊してしまったケースも多く
あったようです。
地震に耐える金物や筋交い(バッテンに組んである木材)は多ければいい
というものではありません。
お家全体をバランスよく支えられるように、偏心率もとても大事になります。
お家の重さの中心と地震に耐えてくれる壁の強さの中心をより近くすることで
地震の時に揺れにくいお家にしてくれます。
『偏心率』は難しいお話ですので、家づくり教室(オンライン)でもわかり
やすくご説明させていただいています。
梁の太さも太ければいいというものでもありません。
『構造計算』と言われる地震にちゃんと耐えられるお家なのかを
計算して、使う木材の太さや数、高さなどを1棟1棟すべて計算
ずることで安心したお家づくりをさせていただいています。
地震に強いお家づくりの第一歩は『構造計算』から始まります。
もちろん『耐震等級3』は絶対です。