【リフォームシャッター】大雨や強風、台風対策に今ある窓に後付けできる | 瑞穂市の大工リフォーム
- 2022.8.7
- スタッフブログ
8月に入り河川の氾濫や土砂災害による
水害のニュースが飛び込んできました。
福井・滋賀・新潟は岐阜にも近く
大垣市では一時避難指示も出ており
改めて水害対策をされた方や
今後に向けて意識された方も多いと思います。
しかし記録的な降水が発生した場合や予測される際には
対抗する意識するよりもハザードマップを確認し
早めの避難を心がけることが重要です。
今年の6月から開始が始まった
「線状降水帯の予測」は
大雨による災害の危険度が非常に高く
近年甚大な被害が増していることから始まったそうです。
以前は「にわか雨」や「ゲリラ豪雨」と呼ばれ
どしゃぶりの雨が短時間であっと言う間に晴天になる事が多かったと思いますが
線状降水帯では大雨が断続的に降り続き
ダムや河川や山が蓄えられる雨の許容範囲を超え
河川の氾濫や土砂災害が発生してしまいます。
以前と気候や雨の降り方が変わってきているようで
住まいも現代の気候に合わせた造りや仕様に変えていかなければならないのかもしれません。
岐阜県も古くから木曽川、長良川、揖斐川の氾濫など
水害に悩まされる地域と言えるため
河川の氾濫に対する備えや心構えはできていると言えますが
暴風を伴う台風には備えが十分とは言えず
過去も被害が大きい傾向にあります。
古くは伊勢湾台風により多くの死傷者を出し
家屋の被害も甚大でした。
最近では2018年9月に岐阜県に接近した台風21号により
岐阜市で最大瞬間風速39.3メートル/秒を記録し
強風で屋根が飛ぶなどの被害がありました。
岐阜県下でも最大瞬間風速が30メートル/秒を記録するところも多く
計測が始まった2008年以降でも、もっとも風が強い一日を多くの地点で記録しました。
34.8メートル/秒を観測した大垣市では
路上で倒れ頭を打ち重傷者を出したケースもあります。
突風や暴風は突然吹くために十分な予測ができません。
そして風に飛ばされて飛来してくるものがあり非常に危険です。
30メートル/秒は時速で言えば100kmほどになり
瓦や看板、木の枝も強風で飛ばされる恐れがあり
非常に危険です。
ちなみに最大瞬間風速とはその名の通り瞬間での風速を指し
最大風速は10分間隔で計測される平均風速の最大値を表しています。
最大風速は平均値の為、最大瞬間風速の方が値が1.5倍ほど高くなると言われています。
1959年の伊勢湾台風時には岐阜市で
最大瞬間風速42.2メートル/秒
最大風速32.5メートル/秒
を観測しており、猛烈な風が長時間吹いていたことが分かります。
死者行方不明者が5,000人を超え
負傷者も38,000人を超えた
観測史上最大の被害をもたらした台風でした。
岐阜県でも104名の人命を失い
住宅の被害は230,000戸とされています。
もちろん63年前となる1959年当時の住宅の造りと
現代の住宅の造りは構造も設備も異なりますが
近年では台風上陸回数が増えているというデータも出ており
地球温暖化による海面温度の上昇により台風の威力も強くなると言われており
以前にもまして岐阜県でも台風のリスクが上がる事が予想されます。
現時点で台風や気象を予測するのは
過去のデータと現在の気温や湿度や
台風の発生源となる太平洋や赤道上の気象情報を基に予測しています。
気象庁の統計資料からも近年の台風上陸数が明らかに増えている事が分かるように
今後も地球温暖化が進むほど上陸数が増える傾向にあり
日本の中心にある岐阜も以前に増して被害が増す恐れが考えられます。
先述したように台風は「風」が一番の脅威と言えます。
昔から台風に備え
窓ガラスにテープと貼り強風に備えるご家庭が多いですが
近年この対策が見直されてきました。
窓ガラスが割れるのを防ぐための対策ではなく
窓ガラスが割れた時にガラスの飛散を抑える対処にしかなりません。
テープで対策をしてもガラスを守ることはできず
ガラスが割れ、ガラスの破片でケガをすることもあります。
台風下でこのような状況になると
慌ててガラスが割れた部屋に侵入してしまい
大怪我に繋がります。
かといって雨風が部屋の中に入り込むのをそのままにしておくこともできませんし
台風の中、病院に行くことも難しく、また病院が閉まっているケースも高いです。
このように窓ガラスが割れガラス片が飛散することを抑える対処療法を行うよりも
そもそもガラスに飛来物が当たらない根本的な対策を取る事が必要だと思います。
また、窓ガラスが割れた際に強風が室内に一気に侵入してくると
逃げ場のない猛烈な風が屋根を吹き飛ばす危険性があります。
台風からしっかりと家を守るには
窓にシャッターがおすすめです。
LIXILでは衝突速度44km/h、2キロの飛来物を
シャッターにぶつける実証実験で窓が守られる結果を確認しています。
何よりリフォームシャッターをおすすめする理由は
最短60分の工事時間で一つの窓にシャッターを設置できます。
そして、今ある窓はそのままなので
大掛かりな工事にはならない点も安心です。
※施工時間は現場の環境によって変わります。
シャッターは台風対策だけでなく
防犯面でもしっかりと暮らしを守ってくれます。
住宅内に侵入してくる窃盗犯の約6割近くが
「窓」から侵入してくることが分かっています。
そしてどのようにして「窓」から侵入しているのかと言えば
1位が無施錠の窓から侵入し
2位が施錠をしていてもガラスを破り侵入しているようです。
窓のカギを閉めているだけでは安心は得られない事が分かります。
夜間の睡眠中や旅行など家を空ける事があっても
シャッターを閉めておくと安心ですね。
シャッターの開閉は
電動と手動から選ぶことができます。
電動シャッターはリモコン操作と
アプリを利用しスマホから操作をすることが可能です。
急な雨や、帰宅が遅くなる時や、見守り時に
外出先からシャッターが操作できる便利な機能タイプも選べます。
夏場の熱さと紫外線を抑えながらも
風を室内に通し、適度な明るさが得られる
ブラインドのようなシャッターも選択ができます。
採光・採風タイプで電動シャッターに対応しています。
窓の外で遮熱するので、熱を室内に侵入させることなく
最近話題となっているエアコンの効率を高め
省エネに貢献し、家計にも優しい機能になります。
自然災害は防災や減災を日頃から意識し、準備することと
自助(個人・家庭)
と
共助(地域・組織・グループ)
で、災害を乗り越えることが大切です。
暮らしのお困りごとを解決する
タナハシ大福建築では
お困り事を事前に防ぐリフォームのご提案も可能です。
リフォームで暮らしの安全と暮らしの安心をご提供いたします。
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